コスタリカを旅して

Yaeko  Hokkaidoo Aug‘2,001

2001年8月3日、50歳前後の中年5人組のコスタリカへの旅が始まりました。札幌を発ってから成田、ダラスを経由しての約30時間の移動でしたが、不思議と疲れは感じませんでした。

 

1.北海道に似ている

イラス火山へ行く途中の玉葱ととうもろこしの畑は、初夏の北海道の風景に似ていました。

 私たちだけでは「コスタリカとは思ってもらえない」という事で、案内のマヌエルとエルネストと一緒に写真を撮りました。ポアス火山は一面の霧で何も見えず、「霧の摩周湖」と同じ雰囲気でした。

2.想像していたのとは・・・

カルタゴの教会跡は廃墟の中にひっそりと佇むというイメージでしたが、「こんな所に」という驚きがあります。ぜひ自分の目で確かめてください。大聖堂はミサを行っており、『黒いマリア』を見ることは出来ませんでしたが、とても荘厳で信仰心の無い私たちでも思わず跪きたくなります。

タバコン温泉へ行く途中は土砂降りでしたが、到着して着替えを終える頃には小雨になりました。日本の温泉とはまるで違います。外国の温泉はぬるめと聞いていましたが、流れる川の温泉は上流ほど熱くなっています。滝のような打たせ湯も裏側は蒸し風呂のようです。川底は小石で少し歩きにくいのですが、小川そのままという感じでした。日本なら平らにしてしまうのしょうか?

  エル・プエブロには夜の6時頃に行きました。どの店も客が居ない。お土産を見ながら時間をつぶし7時半頃から食事をしました。しかしまだ客は私たちのみ。ようやく8時頃からポツポツと客の姿が・・・。それでも空席だらけでした。9時からの生演奏を聞きましたが、へたでした。エル・プエブロはもっと遅い時間に、そしてもっと若い時に訪ねる場所でしょうか?

3. おすすめ

プラウリオ・カリージョのアエリアル・トラムはおすすめです。最初にビデオを見、次にアエリアルトラムに乗ってジャングルを上から眺めます。説明は英語かスペイン語ですが、言葉はわからなくてもガイドの指差すほうを眺めると、何となくわかります。その後、ガイドと一緒に熱帯雨林を歩きます。但し、料金は高くて、一人49.5ドルでした。領収書には外国人大人料金と書いてあったので、コスタリカの人はもっと安いのかもしれませんね。

タバコン・リゾートでは温泉のイメージが変わります。温泉プールではビールや冷たい飲み物をどうぞ。もちろん防水財布は忘れずに・・・。幸運な人は温泉につかりながらアレナル火山の噴火を見ることができます。私たちは帰り際に溶岩が流れるのを見ることができました。

リゾートに到着するまでの土砂降りの雨を考えると幸運でした。

サルセロの広場にある庭園の素晴らしさは写真で見るだけではわかりません。教会に続く

糸杉のアーチ、いろいろな形に刈り込まれている糸杉の彫刻。糸杉は触るとふわふわしていて、とても良い香りがします。時間がゆったりと流れていて、一日中のんびりしていたい場所です。

 

4.驚いたこと

 早朝から真夜中まで騒々しかった。朝5時前から宝くじ売りの声がしたり、広場ではずっと演説をしていたり、窓を開けて外にまで聞こえる大音響でのパーティをしているホテルがあったり・・・・それが普通のことということに驚きました。

 蕗に似た「ソンブリージャ・ポブレ(貧者の傘)」の大きさ。触ってみると、茎にはとげがあります。食べられません。

 小学生ぐらいの2人のストリート・チルドレンが裸足で回りの様子を窺いながら歩いている姿を見たときはショックだった。

5.残念だったこと

 何と言っても正味6日間では時間が足りず、楽しみにしていたトルトゥゲーロにも行けず、サン・ホセ市内もゆっくり見ることができませんでした。

 マリアッチを聞くことを楽しみにしていたラ・エスメラルダ(レストラン)が閉店になっていました。

6.コスタリカで食べた物

 コスタリカの料理は日本人にも割と抵抗なく食べることができると思います.

  コスタリカ料理 セビチェ(魚介類のマリネ) タマーレス(バナナの葉に包んだとうもろこし料理) ソパ・ネグラ(黒豆スープ、見た目は大きな白玉団子の入ったお汁粉、味はお楽しみ)

  トルティージャ(とうもろこしのパン) 生チーズ(チーズというより蒲鉾のようだった)カサード(定食、米と豆が必ず出てきます) 

  果物 すいか いちご プラム パイナップル マンサーナ・アグア(さくさくしたりんごの味) レモン・ドゥルセ(甘いレモン、グレープフルーツ味) グァナバナ(大きさはココヤシぐらい、ジュースはおいしい) ネクタリーナ アボガド バナナ(料理用の硬いバナナもありました) ランプータン トゥーナ(外見は大きなアザミ、中身は深紅のゼリー状) サポーテ(切った時の色も味も柿と同じです) ナンシスとホコテ(形容できませんが、好みは分かれました)またブラックベリージュースもおすすめです。すいか、いちごは日本ほど甘くありませんでしたが、パイナップルはどれも甘くてとてもおいしく頂きました。マンゴーの季節でないのが残念でした。

7・喜ばれたお土産

  子供にはやはり折り紙です。目の前で折ると喜んでくれます。甘いものが好きな人に喜ばれたのが、太目の黒かりん糖と米で作ったポン菓子です。特にかりん糖は好評でした。

8・役に立った携行品

  辞書・・小型の西和・和西を一つ。言葉が解らなくても単語を指差すだけでもけっこう意思疎通ができます。

雨具(かっぱ)・・熱帯雨林では必要です。風を防ぐので寒さ対策にも使えます。

  厚手の長袖・・ポアス火山はトレーナーとかっぱを着ても寒いぐらいでした。

  防水財布・・タバコン温泉に行かれる人は、ぜひしっかりした防水機能つきの財布を持って行って下さい。プールで優雅に支払いをするために必要です。友達はビニール袋で代用し,びしょびしょのお金になりました。

 

9.よく使った片言スペイン語

  ブエノス・ディアス(おはよう) アディオス(さようなら) オーラ(ハーイ) キエロ〜(〜したい、ポドリィーア、キシエーラは使う余裕がなかった) ポル・ファボール(すみませんが・・,お願いします,呼びかけにも、丁寧にもなる便利な言葉です) オトラ・ベス(もう一度) マス・デスパシオ(もっとゆっくり) ケ・エス・エスト?(これは何ですか) クアント・クエスタ?(おいくらですか) クアントス・アニョウス・ティエネ・ウステ?(あなたは何歳ですか) これは小・中学生に話しかけるきっかけによく使いました。コスタリカの子供ははにかみなながらも,どの子も気持ちのよい返事をしてくれました。 プエド・コメール・エスト?(これは食べることができますか)果物が大好きな私は木に生っている実を見ると,この言葉を使いました。ブリトーの赤いコーヒー豆も齧ってみました。コスタリカの人はつたないスペイン語でもいやな顔もせずに相手をしてくれました。

 

10.最後に

 駆け足のコスタリカ旅行が終わりました。情報の少ないコスタリカのことを、始めたばかりのインターネットで調べたり、辞書と格闘しながら片言のスペイン語でのFAXを使ったホテルの予約(入門スペイン語では電話でのやり取りはできません)と、大変な思いをした分パックツアーとは違う旅行を楽しむことができました。スペイン語の力をせめて入門から初級レベルにアップしてもっとゆっくりコスタリカを訪れたいと思っています。