キャノピーたのぴー♪(さむ・・)

SHO                 Tokyo March 2004

ここはモンテベルデ、熱帯雲霧林。
その名の通り雲、霧、靄、・・雨、時々暴風雨。
「そうよ、熱帯雲霧林が見るために来たのよ」と
言い訳がましく独り言を言う。
きっと、空中から森を見下ろしたら、霧で濡れて光る
熱帯雲霧林がぜったい綺麗に見られるはずだわ。

で、キャノピー。あまり聞きなれない言葉ですね。

木々の間、空中に張られたワイヤーに滑車を引っ掛け、
ワイヤを文字通り身一つで滑りながら高い位置から
森を見るもの。元は研究者の手法だということだが、
まあ、早い話がターザンごっこ。

意外と簡単である。すすーーーと森を縫う。霧の向こうから
木々が迫ってくる。光を求めて伸びてきた木々、霧の中に
溶け込みそうなほどフワフワと苔を纏った木々がいっぱい、
もっと陽の光を頂戴といわんばかりの森を上から眺める。
なぁーんて気持ちいいんでしょう!

もともとバカだけに高いところが大好きな私は、大喜びで
一行の先頭を切って滑っていく。
難を言うと体重が軽過ぎること。高低差があまりない場所で
失速はするわ、止まってしまうわで、スタッフがケーブルを
伝って猿のように救出に来てくれる。ありがとう。

今回利用したキャノピー・ツアーには、ターザン・スウィング
なるものがある。しかし、問題の箇所に差し掛かるまで
そんなことは露ほども知らなかった。で・・

ああ、ここがスタートね。
ところで、これどうすんの?
向こうまでケーブル渡ってないように見えるんだけど?
あの樹に一箇所引っ掛けてあるだけだけど?
え、スウィングして向こう側に飛び移れとか、そういうの?
えーーー?なにをしたいのよおあなたたちはぁぁぁぁ?!
と騒ぐ間に突き飛ばされるように落下。
ひゅいーん!おおおおおおお!気持ちいい。大自然の中で
ブランコだああ。ハイジinモンテベルデみたいだよぉ。

こういうの、大好き。

降ろされて階段駆け上がって「もう一回っ!」とリクエスト。
でも次があるからね、と言われた。そう、もひとつあったのだ。

もひとつ。スタート台は階段上がって4、5mてところ、
それでも実際には谷になってるところをスウィングするから、
もっと高さ感はある。どのくらい振れるのかわからないので、
加瀬さんを先に通して観察。
ひょい、っと飛んだ。あら、意外と簡単かも。

なんて思ったのは間違いだった。

装具を着けられてる間はまだいい。
スタッフの手が肩にかかって、スタンドの端まで導かれる。
うわーやだやだ。ロープがたわんでる分、垂直降下が
洩れなくあるじゃないの。そんなことはないと分かっていても、
地面にぶつかりそうな気がするではないか。

Ready?
NO! まだに決まってるじゃないの。心の準備が。

Three, two, one.....GO!
ターイムっ!待って待ってえ!わーん怖いよおー!せーの、

Three, two, one....
あーだめだめ!

GO! GO!!
だめと言ったらだめ。

Common!
あーん、わかったよぉ、ううーこわいよおおきゃあああああ・・・・
楽しいのと怖いのと半分ずつ、歯を食いしばってすごい
形相で落ちていったはずだ。加瀬さん大笑いしてたもの。
落ちてしまえば極楽スゥイング♪現金なものね。

キャノピーのためだけに、いやいや、ターザン・スウィングの
ためだけに、またコスタリカに来てもいい、本気でそう思える
ほどに楽しいアクティビティでした。


えー・・私の騒ぎっぷりを見たい方は、加瀬さんのページにあるはず。恥ずかしいけど、皆さんの興味を満たすため、
大公開中。見てね。

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