コルコバード国立公園 1日目 San Jose - Corcovado

今回はバスで行く事になった。サンホセ発がAM5:00であり、迎えのタクシーがAM4:30に来るので早起きをしなければならなかった。

AM3:50におき、シャワーを浴びジュースだけ飲む。朝食はいらない。夜中に起きて直ぐには何も食べる気にならない。ジュースを飲んだ後にオニギリ作りを開始。サンホセからのバスは5〜6時間乗らなければいけないので、朝食を食べていないのだから途中で絶対にお腹が空くはずだ。オニギリを4つほど握り、ウーロン茶をバックパックに入れた頃にタクシーが来た。

今回、我が家別宅の2階に生息している3人の日本人も同行する。タクシーが来た事を告げる為に2階に上がってとみると、ガツガツ飯を食べていた人がいた。「もう少しで食べ終わるから待ってて下さい。」との事だ。5日も家を空ける為に食料を残しておきたくないと言う事だ。どちらにしても朝から食欲があって大変よろしい。

タクシーのトランクに皆の荷物を積み、バスターミナルに出発だ。通常ならバスで30分くらいかかる道のりが、早朝と言う事もあり10分でついた。

バスは全て指定席。私は数日前にチケットを購入していたので座席番号は運転手の直ぐ後ろの1番だ。バスは後ろに座るほど揺れが大きく、車酔いしやすいと聞いた事があるので、先に購入していたのである。

バスに乗り込むと私たちの席にカップルが座っていた。チケットを見せ、私達の席である事を告げても退かない。その旨バス会社の人に告げると「殴っておろせ!」との乱暴な答えが返ってくる。うんざりしながら「それはお前の仕事だ」と告げると、工具ドライバーを持ってバスに乗り込んで来た。どうやらそれで殴るつもりらしい。

「チケット見せろ!」、「うるさい」、「降りろ!」、「嫌だ!」、「殴るぞ!」、「俺にさわるな!」との応酬。同行しているメンバーはオロオロしている。私は、もう面倒くさいからチャッチャと殴って引きずり降ろそうかなと思った頃に、そのアホ男が席を立った。そして席の前の運転席に座った。

なんと、そのバスの運転手だったのだ。やり取りの全てが劇であった。これには笑ってしまった。だいの大人2人が朝から元気だなぁ。

でも、同行している日本人はムっとしていたようだ。その気持ちもわからないでもないが、楽しい劇が見られたと思えば儲けもの。

定刻のAM5:00にバスは出発、サンホセを出発してから2時間くらい過ぎた頃から寒くなる。標高2,000mの山を越える為だ。バックからナイロン製のカッパを取り出して着込み寒さをしのぐとお腹が減ってきた。おもむろにオニギリを出して食べる。コスタリカ人が不思議そうな顔をして見ていた。ふふふ、これが世界的に有名なライスボール(Riceball)なのだ!でもあげないよ。

何故だかわからんが隣の席に座った女の子が、私がオニギリを食べる姿をみて笑っている。、一体何が面白いのか尋ねると「オニギリを食べる姿が似合っている。」との事だ。う〜ん・・・それって面白いのか?若い娘の頭の中の構造は理解不能だ。

途中、San Isidroという街で30分の休憩。そしてAM10:30にParmar Norteに着いた。

バスを降りると、ガイド件通訳件ウェイター件ボート運転件というENOCが迎えに来ていた。相変わらずデブだなと言うと「お前もな!」という返事。まあ、その通りだ。

迎えのマイクロバスでSierpeに向かう。40分の道のりだ。途中から塗装がされていない砂利道なった。穴ボコだらけの道で普通乗用車では運転したくない感じ。道の脇は外国資本のパームヤシの木が続いている。南国に来たと言う感じになってきた。

今回は4泊5日

 
最後の秘境と呼ばれているコルコバード国立公園に4泊5日で行って来ました。今までは2泊3日、あるいは3泊4日でしか行った事がなく、いつも物足りない感があったものでして、コルコバード国立公園は首都サンホセから遠く、どうせ行くなら長くいたいという気持ちもあり、今回は普段より多く日程を組んだのです。

今回のメンバー

 
私 : 当WEBの作者
A子: 超虫嫌いの20+X歳。この旅行で人間的に成長する。
B子: 人は人、自分は自分の30+X歳。手がかからないので助かりました。
C子: ぶっ飛んでいる20歳。誰か彼女に「正しい日本語の使い方」を教えてください。
S君: 現地人と同様の目を持つ24歳。貴方がいてくれたおかげで、どれだけ助かった事やら・・・・。感謝です
Enoc: 我々のガイド
船着場があるSierpeに到着。ここに来る度に赤シャツを思い出す。赤シャツとはいい歳扱いた中年日本人バックパッカーであり、彼に私が命名したニックネームである。ただ単に赤いポロシャツを着ていただけなんだけれど(笑)。とっても人に嫌な思いをさせたオヤジだったが、今では笑い話のネタになっているので、もう嫌いではありません。でもな再会したくないけれど(笑)。

ボートが動き出す。これから1時間半のボートの旅だ。

赤シャツって?

 
変な人。とっても迷惑な人。赤シャツストーリはココをクリックして下さい。結構笑えるかもしれません。
途中で動物を発見するたびにボートが止まる。サル、イグアナ、水鳥、トゥカンなどがいた。ここでスゴイと思ったのが、今回旅行に同行しているS君(24歳)だ。ガイドと同じ感覚で動物を見つけていたのだ。ボートが動物を発見して旋回すると「ええ、イグアナがいました。」と涼しい顔をしている。恐るべしS君・・・・。ボートからの景色は、右の写真のような感じだ。高速で動いているボート上から動物を見つけるのは慣れていない人では不可能と言われていたのだが、その常識をS君は打ち破りました。おめでとうS君!キミは凄いぞ!

ガイドのENOCが「マングローブの川を行こう」と提案してきた。私がWEB検索した時に見つけたのだが、ここはオプショナルツアーの1つで
「マングローブでカニ見学ツアー」
1人50ドルだ。それが行きの船で楽しめる。ありがとうENOC!

マングローブの川はボートがギリギリ一隻通過出来るかどうかの幅だ。笑ってしまったのが我々に格好良いところを見せようとした船長が、船をマングローブにぶつけた事だ。もうスピードで川に突っ込み、ハンドルを急に切りボートの尻に抵抗をつけて停まるという方法だ。幼少頃に自転車やバイクで同じ事をした人は多いと思う。それをして失敗したのだ。「ガツン!」という中々スゴイ衝撃と音がした。ボートに損傷はなかったが、船長とENOCは結構あせってる様子だった。

この川には2種類のカニがいる。その1つがCangrejoTigre(虎蟹)で、甲羅が虎の顔のように見えるのだ。確かに言われるとそのように見えないこともない。
そして面白いのがマングローブに付着している貝。こいつは、なんと精力減退の効果があるそうだ。血の気の多い10代の若者を持つ親御さんには売れるかも知れないが、大人で食べる人はいないだろうな。


マングローブ

マングローブの川をでると海に出た。しばらくすると船長がイルカの群れを発見、早速近くによる。

イルカの数匹はボートとじゃれるのが大好きらしく、ボート先端ギリギリを泳いでいる。人間が喜んで奇声をあげたりボートを叩くと、その音でイルカ達は嬉しくなって、さらにじゃれついてくるのだ。哺乳類だけあって犬と似ている。海の透明度が高いので水中の動きが本当に良く見える。ボート上では女の子達が大騒ぎだ。「イルカぁ〜、イルカぁ〜、イルカちゃ〜ん!きゃぁあああああああ〜〜〜!」と叫ぶこと叫ぶ事。(笑)

ボートが転覆してしまうのではと密かに心配した程だ(嘘)。


画面を良く見ると水中の中のイルカも見られます。

動画

 
左の写真をクリックすると、イルカ遭遇の動画が見られる。「イルカちゃ〜ん!」という絶叫が響きますので、スピーカーの設定を小さくする、または耳栓を用意してください。
イルカを堪能した私達は、到着予定時間を大幅に遅れて宿に到着した。宿には桟橋が無く、直接浜に乗り上げるしかない。しばらく浜辺に近づかない。波が大人しくなる頃を待っているからだ。波が強いときに浜辺に近寄ると、岩などにボートをぶつけるからだ。毎日毎日こんなに苦労するのであれば、桟橋を作った方が楽なのではと思ってしまうが自然と一体のコルコバードで、そのような考えは不要だ。

浜に着くと船長が「いまだ!早く降りろ!」と叫ぶ、この時点で濡れる濡れる(笑)。

ホテルに到着する前にこれだけ楽しめるたのはラッキーだった。まるで1日ツアーに参加した後のように心地よい疲れを感じる。時計をみるとまだPM2:00、1日はこれからだ。我々は荷物を担ぎ、部屋に向かうのであった。

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