Puntarenas
色々忙しかった時期が過ぎ、旅行がしたくなった。のんびりと海で時間をすごしたい。今回の旅行もいつもと同じように、予定や目的地を設定せず、その時の気分のままに動く旅行にするつもりだ。その時の気分のままに動くというのは、旅行に限らず私の行動そのものって感じもしないでもない。
平日のPM3:00に首都San Joseを出た。この時間から暗くなる前に到着できる海は限られている。その日は午前中に用事があり、早朝に出発する事が出来なかったのだ。ならば翌日出発にすれば良いと思うかもしれないが、私はどうしても、その日の午後に出発したかったのである。
最初の目的地は港町のPuntarenasにした。San Joseから自動車で2時間という距離であるのと、そこからNicoya半島へフェリーが出ており、旅の選択肢が広がるからである。
バス乗り場
プンタレナスーサンホセの公共バス停。Calle16 AV.10-12。治安が良くない場所。コカコーラバスターミナルよりも危険ですから気をつけて。所要時間2.5時間、US$2.5。 途中、Puntarenasに入る寸前にあったMINIスーパーでジュースなどを購入し、予定通り5:00頃に到着する。Puntarenasは蒸し暑い。湿度もかなり高いようだ。標高1,200mの涼しいSan Joseで生活している私にはかなりキツイ。そのままUターンしてSan Joseに戻りたい心境になってしまった。相変わらず我侭な私である。
まずはホテル探しだ「とりあえず初日だからね。」と自分自身に理由付けエアコン付の部屋を選択した。エアコン付で1泊US$50、まあそんなものだろう。部屋に入った私が最初にしたことはエアコンを全開にして休むことだった。暑い場所にきてエアコンで涼んでいるのだから、これならサンホセにいた方が良い気がしないでもない。
PM:700、外も少し涼しくなり腹も減ってきた。エアコンを消し部屋をでると生暖かい空気が私を包む。その空気が懐かしい。まだ小学生の頃、夏休みに両親に連れられてお祭りに行った時の空気に似ている気がする。このように過去の楽しい記憶に触れることが出来ただけでも、今回の旅行に出た価値があるような気がした。心地よい空気を楽しみながら自動車のエンジンをかけた。
私はPuntarenasに来ると必ず寄る中華レストランがある。中国は広東から移住してきた中国人一家が営んでいるレストランでして、両親が厨房で料理をし、小学校高学年くらいの息子さんがウェイターを務めている。息子がウェイターをしているのは、家族の中で彼が一番スペイン語が上手だからとの事だ。こういうところで中国人のパワーを感じてしまうのは私だけだけだろうか?
まずはビールである。いつもSan Joseで愛飲しているビールを飲むが、いつもより美味しく感じる。やはりビールは暑い場所で飲むのが私の好みのようだ。そして海老入りワンタンスープとイカ墨チャーハンを注文する。その美味しさは上手に文章に表現できないが、「また、次回来た時にも注文しようっと!」という感じだ。解り易い表現である。
お腹の膨れた私はSan Joseからの運転で疲れていたこともあり、早く体を横にしたいという欲求にかられた。海岸沿いの道を帰路に選択する事にした。海の風が窓から流れてくる。
海岸沿いでは家族、恋人同士、バスケットボールに興ずる人たちが楽しそうにしている。
ホテルに着いた私は水のシャワーを浴びた。涼しいSan Joseでは修行のように感じる行為も、ここPuntarenasでは気持ちが良い。シャワーを終え、ベットに転がり込み本を読む。そのうちウトウトしてきたので眠る事にした。
「よし、明日はフェリーに乗ってニコヤ半島に行ってみよう。」
やっと旅が始まったという感じがしてきた。
PuntarenasのHOTEL
ホテルは安宿からリゾートホテルまで沢山あります。ビーチロード沿いにはUS$85くらいからのホテルのみ。メルカドやダウンタウン近くですとUS$5からあるらしい。