Fortuna 初日
ふと、温泉に行きたくなった。コスタリカは日本と同じく火山地帯であるので温泉がいくつかあるだ。
我が家にはバスタブが無くシャワーだけだ。コスタリカ一般家庭では当たり前の事なのだ。なので日常生活において体をお湯に浸すという事が出来ない。私がいかにお風呂好きかというと、日本の実家にいると1日2回はお風呂に入っている。ジャグジー付の湯船で少し低めの37.5度くらいに温度を設定し、本を読みながら数時間はいるのだ。また、実家の近くに温泉が沢山わいているので、よく友達を誘って行っていた。地元民だけが知っている無料の露天風呂である。勿論混浴なのだが、男が期待するような事は過去に1度たりとも起こった事がなかった。10代後半から20代前半の頃は「○○の温泉には女子大生が沢山来ているよ。」とか「○○は地元の女子高生がいつもいるよ。」などの情報が耳に入ると、期待に胸と股間を膨らませて友達と駆けつけたが、いるのは私たちと同じ男ばかりだった。私たちが着くと、先にいた男たちは残念そうな顔をしていた。彼らはきっと「おお!自動車が来た!誰か来た!女か!女か?女だったらいいな!」とドキドキしていた事であろう。なぜ、そんな事がわかるかって?そりゃアンタ、私も何時もそう思っていたからだよ。
そして入ってきたのが私たちムサ苦しい男なのだから、さぞかしガッカリした事だと思う。その後、私たちも期待をしては裏切られ、それを繰り返しているうちに、いつしかそれに対して期待をしなくなったのだった。
そういや、一度だけ女4人の団体が来たっけ。あの時はドキドキワクワクして待っていた。彼女たちは豪快に服を脱ぎ出した。私たち男は心の中で「ぬおおおおおお!」と叫んだ。そして彼女たちは服の下に水着を着ていた。あの時に私たちがどれだけガッカリしたかは想像にお任せしよう。
そのうち、温泉に入っているジイさま達とお話するのが楽しみになったのだった。悲しいものである。
コスタリカの旅行記を書こうとしているのに、いつの間にか私の若かりし日の恥ずかしい思い出を書いてしまった。いかんいかん、話を戻そう。
コスタリカにはいくつか温泉が出ているが、少しアクセスが悪い場所が多い。自動車でお気楽日帰りは少しキツイ。その中で割と行きやすいのがアレナル火山だ。そこには有名な「タバコン・リゾート」という温泉リゾートがある。私のお気に入りスポットの1つである。
今回は1週間の旅行にした。通常、既婚で子供がいる若い夫婦の家庭だと、夫だけで1週間の旅行というのは難しいかもしれない。というよりサラリーマンだと1週間の休みを取るのさえ難しいのだから、妻からしてみたら
「折角の休みなんだから家族で何処かに行きましょう!」
となるであろう。そういう事から考えると私は恵まれているかもしれない。文句を全く言わない妻には感謝である。というか文句を言われないのは日頃の私の行いが良いという事もあるのだ。
これが熟年夫婦だと、少し勝手が違ってくるかもしれない。仮にお父さんが
「今度の連休は家族でどこかに行こうか?」
とでも言ったものなら年頃の息子は「えぇ?だりぃ〜よ、俺いかねぇ〜。」
はたまた年頃の娘さんなら
「連休は友達の理絵と海に行くの。」
と言いながら本当は彼氏と泊まりで出かけるのである。
長年連れ添った妻は「どこ行っても人が沢山いて込んでいて疲れるからねぇ〜。
行きたかったらアンタ1人で行っておいでよ。」なんて言うかもしれない。ひぇ〜、悲しすぎる。
今回の旅行記は話が脱線しすぎだ。気を引き締めて書き直そう。
まずは旅行の準備だ、タバコンは水着着用となっている。もしフリチンで入ったら大変な事になるだろう。「日本では素っ裸で入るのが普通なんだ!」と言ったところで絶対に通用しない。間違いなく警察を呼ばれる。フチリンブラブラ罪、罰金500ドルコースである。それに温泉の次は海に行くかもしれない。なので海水パンツは忘れてはいけない。そして今回はクーラーボックスとバーベキューセットを持って行くことにした。それさえあれば、どこでもバーベキューをしながら冷たいビールを飲める。もしかしたら「一緒にバーベキューをしない?」という事で美人巨乳ちゃんとの素敵な出会いがあるかもしれない!男とは何時までたってもそういった幻想から逃れられない可愛そうな生き物なのだ。
Tabacon Resort
Tabacon ResortのWEBサイト。
写真あり。午前10時にサンホセを出た。家の近所のバーガーキングで軽い食事をすました。そしてアレナル火山の麓の町であるFortunaを目指す。サンホセから自動車で3時間くらいだ。途中でカーブが多い峠を通過するのでそこだけ気をつければ問題ない。この道のりは「アルプスの少女ハイジ」に出てきそうな風景の連続で私は気に入っている。
午後2時にFortunaについた。とりあえず昼食を取る。以前きた時に入ったイタリアンレストランでパスタを注文。それからホテル探しだ。町の少し外れた場所に民宿を発見、25ドルの割にはベットもダブルサイズで部屋も小綺麗だ。とりあえずシャワーを浴び、カーテンを閉めて一休みすることにした。
夕方6時の涼しくなった頃に目がさめ、町を軽く散歩した後に食事をとる。その辺にあったレストランに入り、カサードというコスタリカ料理を注文した。味はどこにでもある普通の味だった。
夕食を食べたら、もう他にやることがなくなったので部屋に戻るって寝ることにした。明日はいよいよタバコンという名の温泉リゾートだ。うきききき。
バス情報
★バス情報★
サンホセからフォルトゥーナまでは直行バスが出ています。詳しくはコチラを。