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2008.01.07
スクーバダイビングのライセンスを取ろう!その2
今日は3日目。初めての外洋実習。実際に海で潜りま〜す!
本当は2本潜る必要があるのだが疲れたので1本で止めた様子。一緒に潜ったご主人が優い人で
「無理をしないで良いよ。」
2本目は中止にしたらしい。結局これが原因で通常4日で終わるところが5日必要となるわけだ。恩師は
「主人が無理しないで良いって言ったから止めた。主人が悪い。」
責任転換をしていた。
そして4日目。朝、迎えに行くと「頭痛がする」とか言っている。頭痛だから潜れないとか言っている。潜りたくないとか言っている。行きたくないとか言っている。
しかし私は知っている。
「登校拒否児は朝になると体調が悪くなる。」
これと同じ症状だ。
登校拒否児を家庭訪問して学校に来るように頑張っていた恩師と同一人物とは思えん。
私:「先生、42.195kmのマラソンに例えると今は35km時点ですよ。1番辛い時ですよ。ゴールはもう直ぐです!一緒に頑張りましょう!」
私、きんぱち先生になった気分でした。
そして2日目の外洋実習は私も一緒に潜ることにした。透明度が悪い。緑色の世界だ。

カメラの向かってピースサイン。余裕だね!
先生は中世浮力がとれないで苦しんでいるようだった。
中世浮力でなく、問題は体が水平になっていないのだ。本人は水平になっているつもりなのだが、その姿を例えるなら

たつのおとしご。
立ち泳ぎなのだ。キックすると上へ上へいってしまうのだ。上へ行きDCジャケットのエアーを抜いて下がる。下がるとキックして上へ移動の繰り返し。
1本目が終わった時にそれを指摘する。
「先生は水平になっているつもりだけれど実際は垂直です。ですから頭をおもいっきり下に突っ込む気持ちで泳いでみてください。」
そして船上での休憩時間で先生が弱気になる。
1.先生:「やめようかなぁ〜。」
2.私:「じゃ、やめますか?」
3.先:「うん。」 (コクンと頷く)
4.私:「でも、マラソンに例えると38kmですよ。それでもやめる?」
5.先:「頑張る。あ〜でもどうしようかな?やっぱりやめる。」
6.私:「まあ、とりあえず休憩してから考えましょう。」
7.先:「うん。」 (コクンと頷く)
そして休憩後
1.先生:「やめようかなぁ〜。」
2.私:「じゃ、やめますか?」
3.先:「うん。」 (コクンと頷く)
4.私:「でも、あと1回潜れば今日おしまいですよ?それでもやめる?」
5.先:「頑張る。あ〜でもどうしようかな?やっぱりやめる。」
6.私:「まあ、とりあえず装備をしてから考えましょう。」
7.先:「うん。」 (コクンと頷く)
そして準備が完了。潜る寸前になりました。
1.先生:「やめようかなぁ〜。」
2.私:「じゃ、やめますか?」
3.先:「うん。」 (コクンと頷く)
4.私:「でも、ここでやめたら相当格好悪いですよ。それでもやめる?」
5.先:「頑張る。あ〜でもどうしようかな?やっぱりやめる。」
6.私:「まあ、とりあえず潜ってから考えましょうか?」
7.先:「うん。」 (コクンと頷く)
終始この繰り返し。
しかし潜ってみると前のダイビングよりも遥かに上手だ。私の素晴しいアドバイスが効果を出したようだ。さすが俺様だ。
3本目の実習も終わった。本来ならこの後にテストを受けてライセンス獲得である。しかし先生は先日に1本しか潜っていない。さぼったのだ。
インストラクター:「1本足りないからライセンスは出せない。」
おいおい、このインストラクター全然ゆるくないな。少しくらい多めに見ろと言いたいのだが勿論言わない。
先生はどうしても明日、1本潜りたくないらしい。
そして、ついに先生が壊れた。
「加瀬君、賄賂とか渡して何とかライセンス貰えないか聞いてみて。」
そんな事を聞けるわけないでしょう・・・・・。
ここで弱気の虫が再発だ。
1.先生:「やめようかなぁ〜。」
2.私:「じゃ、やめますか?」
3.先:「うん。」 (コクンと頷く)
4.私:「でも、マラソンに例えると40kmですよ。それでもやめる?」
5.先:「頑張る。あ〜でもどうしようかな?やっぱりやめる。」
6.私:「まあ、とりあえずテストを受けてから考えましょう。」
7.先:「うん。」 (コクンと頷く)
とりあえずテストを受ける。隣には私がいる。
先:「加瀬君、これ分からない。」
私が答えを教える。これは先生の人生において初のカンニングらしい。
ここで○○さんの時のように私がテストをしてあげれば良かったのだが、後は全て自分で頑張る先生。
結局、どうしてもRDPの計算が分からずテスト失敗。明日の追試が決定。
この夜、先生は荒れた。
「あーもう、いやになっちゃう。あのイントラクターは本当に融通がきかないんだから。どうせRDPなんてダイコンを使う今は必要ないんだし、あんなに厳しくしなくたって良いじゃない!」
確かRDPなんぞは普通のオープンウォーターで潜る程度では使わない。この言い分は理解できます。
更に先生は荒れる。
「あら嫌だ!私、追試じゃない!小学校から高校までずうーと成績1番で大学もAだけの私が追試だって!
嫌になっちゃう〜、人生初めての追試だぁ〜。ああぁ〜、カンニングもしちゃったぁ〜。プライドがぁ〜。」
私のようなカンニングも追試も得意だった生徒にとっては理解できない苦悩だ。
「あんなに厳しくなくたって良いじゃない!さっさとライセンスよこしなさいよ!あんなインストラクターは蹴っ飛ばしてぶっ飛ばしてやれ!」
おお〜、荒れてるねぇ〜。
融通が利かないと仰っておりますが、今回のインストラクターはいたって普通なわけです。
それに追試追試ばっかり融通が利かないと仰っておりますが、自分の現役教師時代については忘却されてしまったのですかね〜?
私は貴方の追試には泣かされましたぞよ。
そのように過ぎていった夜でした。
つづく。
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