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2007.5.13
コスタリカのゴミ事情
環境保護に貢献したい!
でも何から初めて良いか解らない人が多いようですが、実は身近な事から始められます。
まずは省エネ。
歯を磨く時はコップを使うとか、使っていない部屋の電気は消すとか、エアコンの設定温度を1〜2度下げるとか。
そしてゴミの分別。ゴミも分ければ資源になる。
これらを全ての国民が守って行えば、それはそれは大きな力になるのですが、それは無理って話。
ルールが無いと、罰則・罰金が無いと守らないのが自然保護に関心がない一般市民。
日本でも割り箸の利用を止めようとの時期がありましたが、結局は一時のブームで終わってしまいました。
当時流行した「My
Hashi」を今でも実行している人は本当に少ないと思います。
この話をすると、私の友人である某大学の経済学助教授であるオスシ教授との会話を思い出します。
オスシ助教授:
「割り箸を規制するなんて簡単です。価格を1本300円にすれば普通の人は買わなくなります。この世は全て金で統治できるのです!金は経済!経済学バンザイ!ウハハハハハハ!」
シンガポールはゴミを捨てたら罰金という規則が出来た事でクリーンな街づくりが成功したわけです。
飲酒運転は大変危険であるのにも関わらず、免許更新の時に嫌というほど危険性を教えられますが一向に減らなかったわけです。
しかし罰金額を高くするなど罰を大きくした事により飲酒運転は減っているようです。
建前やモラルよりも、オスシ助教授の言うように人間は“金”で縛った方が操りやすいのかもしれませんね。
さて、Costa Ricaに対して
「エコな国です!」
とか
「自然保護先進国です!」
そのようなイメージを持っている人が多いようです。
何をもって自然保護先進国と言うのか知りませんが、少なくともCosta
Ricaはゴミの分別をしていません。乾電池もバナナの皮も全て一緒のゴミ袋に入れて捨てます。
こういう事を書くと
「私が訪問したMonte
Verdeでは全てを分別していましたけれど!適当な事を言わないでください!プンプン!」
などと苦情E-Mailを送ってくる輩がいるかもしれない。
確かに国立公園や外国人が沢山訪問する観光地などでは、ゴミ箱が幾つかに分別されていますが、一般市民レベルではゴミの分別などはしていないのは事実だ。
某期間から環境教育で派遣された人たちが子供たちに最初に教える事の1つに「ゴミのポイ捨ては止めましょう。」があげられる。
そのレベルからの教育をしなければいけないのだ。そんな事は家庭で教えろと言いたい。
San Jose周辺で集められたゴミはRio
Azulという場所に集められる。私は過去に1度だけ行ったことがあるが、それはそれは悪臭極まりない場所だ。
そんなRio Azulの映像が朝のニュースで流れていた。

画面右側のゴミ収集車からドバドバと投げ出されるゴミ。

悪臭が漂う場所で投げ出されたゴミ袋を破り、ペットボトル、紙、プラスティク、アルミ缶など換金可能なゴミを収集する人々。

彼らは市や国の職員では無く、生活の糧として個人単位でゴミを収集している人たちだ。当然だが給料なんぞは貰っていない。ゴミを担いでリサイクルセンターへ持って行き換金して、それを生活の糧としているのだ。
コスタリカにおいて、現時点でゴミの分別、それをしなかった場合の罰則などは無い。
そしてゴミを分ければ資源になるという教育も一般の学校で行われていない。
これがコスタリカの現実。
こういう実態を知っている私は、どうしてもコスタリカを環境保護先進国とは思えないわけだ。

ナントカしなければいけませんと訴えている。ホント、なんとかしましょう。
ちなみに我が家ではどうしているかと言うと、ペットボトル、アルミ缶、生ゴミなどは分別して出している。
分別したところで捨てる時は一緒になるのだが、ゴミがRio Azul
に到着した時に分別する人たちの仕事が楽になる。
乾電池はコスタリカで捨てずに、日本に行く時、あるいは日本に行く人に事情を説明して持って行ってもらっている。

私たち家族が行う行為が大局に影響するとは思えない。現時点では自己満足の世界でしかない事は理解してます。
善人ぶるつもりもありません。出来る事を負担にならない程度で行ってるだけの事。
コスタリカの現状をアホみたいに美化することなくレポートしてみました。

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